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【iherb】目に効くおすすめサプリメント【老眼・疲れ目(眼精疲労)・ドライアイ・視力回復】

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この記事では「老眼」「疲れ目(眼精疲労)」「ドライアイ」「視力回復」に効果を期待できるサプリメントについて解説したいと思います。

[tip]ここで紹介するサプリメントはアメリカのサプリメント通販「iherb」で購入することを想定しています。
iherbを利用したことがない方は別記事の「iherbの買い方・使い方」を参考にしてください。[/tip]

1、ルテインとゼアキサンチン 【老眼(白内障・黄斑変性症)、および疲れ目(眼精疲労)対策】

ルテインとゼアキサンチンは両方とも抗酸化作用のあるカロテノイドの一種で、構造も働きもよく似ています。
相乗効果が期待されるので、通常はこの2つをセットで摂取します。
期待される効果として有名な物は「白内障の予防・改善」「黄斑変性症の予防・改善」効果です。

・有害な光によるダメージから目を守ってくれる

我々は普段から「紫外線」「PC・テレビ・スマホなどのブルーライト」といった有害な光にさらされ続けています。
そしてこれらの有害な光は目に対して多大なダメージを与え続け、活性酸素を大量に発生させます。
ルテインとゼアキサンチンはこれらのこの活性酸素から目を守る効果があるのです。

・実験で判明した白内障・黄斑変性症への効果

白内障への効果を調べたものとしてはハーバード大のハンキンソン教授が発表した論文があります。
白内障患者である493人を「ルテインとゼアキサンチン」を摂取するグループと「ベータカロチン」を摂取するグループに分け、8年間経過観察をしました。
すると、「ルテインとゼアキサンチン」を摂取したグループの白内障は50%減少し、「ベータカロチン」を摂取したグループは白内障の減少は見られなかったのです。

また、黄斑変性症への効果を調べたものとしてはハーバード大のセッドン博士が発表した論文があります。
黄斑変性症の患者356名、その他眼科患者520名を対象に食事調査が行われ、「ルテインとゼアキサンチンを多量に摂取」していたグループと、「少量摂取、もしくは摂取していなかったグループ」とでは黄斑変性症の罹患率に43%もの差があったのです。
これは白内障の調査と違い、後追い調査なのでどうしても信頼度は落ちますが、有効性を示す研究のひとつといえます。

・「疲れ目」と「眼精疲労」への効果も期待できる

ルテインの主要な効果は上記の様に「白内障」と「黄斑変性症」への効果なのですが、それだけではなく「疲れ目」「眼精疲労」への効果も期待できます。
一言で疲れ目や眼精疲労といってもその原因はいろいろあるのですが、そのうちのひとつに「水晶体と黄斑部がダメージを受けたことに起因」するものがあります。
このケースの場合はルテインが疲れ目と眼精疲労に効果を発揮します。

もっとも、疲れ目と眼精疲労への効果を期待する場合はビタミンBオメガ3脂肪酸を試してみるのが優先度としては高いです。
この2つがイマイチだった場合に3番手として試してみるのがこのルテインと言えます。

・「年を取ってからなんとなく目が霞む」レベルでも効果を期待できる

ここまで白内障と黄斑変性症のへの効果を解説してきましたが、白内障や黄斑変性症という深刻なレベルの症状ではなくても、「年を取ってからなんか目がかすむなあ・・・」レベルの症状でも改善する可能性はあります。
個人的な体験談レベルの話になってしまうのですが、私の父の例をご紹介しましょう。

私の父は「平日は地方競馬、土日は中央競馬」という競馬漬けの毎日なのですが、70を過ぎてから競馬新聞の字がよく見えず拡大鏡を使いつつ予想を出している状態でした。
「これを機会に競馬をやめてしまえばいいのに」とも思ってたのですが、さすがに視力が低下してしまうと日常生活に支障をきたしてしまうので、ルテインとゼアキサンチンサプリを飲ませることにしました。
すると1か月ほどで拡大鏡を使わなくても競馬新聞の細かい文字を読めるまでに回復したのです。
あくまでも個人的な体験談なので一般性があるわけではないのですが、「加齢による目のかすみの改善効果」の可能性を示唆するいい一例ではないのかと思います。

 

1、floraGLO採用のDoctor's Bestのルテイン・ゼアキサンチンサプリ

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(商品のリンク→Doctor's Best, Lutein with FloraGlo Lutein, 20 mg, 60 Softgels

ここからはルテイン・ゼアキサンチンサプリの紹介です。

 この製品は「floraGLO」という、臨床試験に用いられることが多いルテインを使用しています。
日本で売られているルテインサプリメントのように「どこから持ってきたのか分からないようなものを原料にしている」ものとは品質が雲泥の差です。
ただ、その分他のルテインサプリより高めです。
ルテインは20mg、ゼアキサンチンは1mg入っています。

価格は1ドル110円計算で、
・60カプセル(2か月分入り)で12.95ドル(約1425円)
・1ヶ月当たり約6.5ドル(約720円)

2、ゼアキサンチン4mg入りのDoctor's Bestのルテイン・ゼアキサンチンサプリ

 

 

 

Doctor's Best, Lutein With Lutemax 2020, 20 mg, 180 Softgels

 

(商品のリンク→Doctor's Best, Lutein With Lutemax 2020, 20 mg, 180 Softgels

「ルテマックス2020」という、特許取得済みの独自の抽出法で製造したルテイン・ゼアキサンチンサプリメントです。
その特徴は
フリー体ルテイン使用
・マリーゴールドから抽出
・ルテイン&ゼアキサンチンの濃度比率をヒト血漿中に含有する濃度と同じ「5:1」に
・結晶の粒度を小さくし、希釈油にヒマワリ油を使用したことにより、体内吸収率を大幅に上げた
となっています。

この製品で注目すべきはゼアキサンチンの量です。
ルテインサプリメントはゼアキサンチンが少ない(もしくはまったく入っていない)製品が多いのですが、この製品はしっかりと4mg入っています。
前述のハーバード大のセッドン博士は「ゼアキサンチンは1日5mg前後摂らないと効果がない」と言っていますが、ほぼその量を満たしています。

また、ヒマワリ油を希釈油に使っていますが、ルテインは油と一緒に摂ると吸収率が一気に跳ね上がりますので、この気遣いもうれしい限りです。

なお、以前はこの製品とほぼ同じで価格が安いHealty Originの製品(6か月分入り21.63ドル)をおすすめしてたのですが、iHerbでの販売が終わってしまったので入れ替えました(メーカー自体が製造をやめたようです)。
ただ、そのうちまた復活するかもしれないのでリンクは残しておきます。

価格は1ドル110円計算で、
・6か月分入り31.49ドル(約3464円)
・1ヶ月当たり5.25ドル(約577円)

2、ビタミンB【疲れ目・眼精疲労対策】

・要は「アリナミンEXの成分」

疲れ目・眼精疲労からビタミンBを連想する人は少ないのですが、眼精疲労用サプリとして一番有名なアリナミンEXの主成分が他ならぬこの「ビタミンB」なのです。
ただ、アリナミンEXは3か月分で約6000円と「とにかく高い」のです。
アリナミンEXは他にもビタミンAとビタミンEが入っているのですが、それを考慮しても高すぎです。
眼精疲労目的でビタミンBを摂るならもっと安く、もっと質のいいビタミンBサプリがあるのですからそちらを摂った方が断然いいわけです。

・ビタミンBは疲労・ストレス症状全般に効く

「ビタミンBは眼精疲労に効く」と書きましたが、ビタミンBは眼精疲労だけではなく、もっと広範囲に「疲労症状、ストレス性の症状」に効きます。
実際、サプリメントの知識がある人はこのビタミンBをストレス軽減、うつ症状軽減用として使う人が多いのです。
下手に「元気になる系のサプリ」や「覚醒型サプリ(カフェインサプリなど)」を飲むより、ビタミンBサプリを飲んだ方がよほど安全でうつ症状軽減効果を期待できるからです。

・ただ、すぐおしっことして体外に出やすい

ビタミンBは水溶性なので、数時間でおしっことして体外に排出されてしまいます。
体外に排出されたかどうかはおしっこの色でわかります。
おしっこが蛍光色の黄色になるのです。

そのため、効果を持続させたい場合は朝晩の2回、もしくは朝昼晩の3回に分けてビタミンBを摂取する必要があります。
ただこれは、かなり疲労している、もしくは疲労が予想される日の場合であって、普段飲む場合は1日1回飲んでおけば十分です。

1、コスパ重視のNow FoodsのビタミンB

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(商品のリンク→Now Foods, B-50, 250 Tablets

何の変哲もない、ただのビタミンBサプリメントです。
しかし、普通の人はこれで必要十分です。
注目すべきはその価格で、1錠当たり8円ほど、月で考えても240円ほどの安さです。
単純な比較はいけないのでしょうが、アリナミンEXが月2000円であることを考えるとその安さは比較にならないでしょう。

価格は1ドル110円計算で、
・250錠(約8か月分)入り17.99ドル(約1979円)
・1日1錠使用で1ヶ月約2.16ドル(約237円)

2、活性型&医薬品レベルのThorne ResearchのビタミンB

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(商品のリンク→Thorne Research, Basic B Complex, 60 Veggie Caps

Thorne Researchという、「医療機関で使われる品質」のサプリメントを製造しているメーカーの製品です。
そして、活性型という、「高齢者や肝機能が弱っている人でもしっかりと吸収されるように加工した」製品でもあります。

普通の人は上の「何の変哲もない、ただのビタミンBサプリメント」で十分なのですが、内臓の働きが弱まっている高齢者や、何らかの理由で肝臓や消化器官が弱っている人はうまくビタミンBを吸収できないのです。
そのような人はこの「活性型ビタミンB」を摂る必要があります。
ただし、高品質であるため価格はかなり高くなります。

価格は1ドル110円計算で、
・60カプセル(2か月分)入りで20.50ドル(約2260円)
・1日1カプセル使用で1ヶ月10.25ドル(約1128円)

3、ビルベリー【疲れ目による視界のぼやけ対策】

・一般的なブルーベリーよりもアントシアニンの量が約5倍

ブルーベリーが目にいいというのは既に皆さんご存知でしょうが、「ではブルーベリーの一体何が効くのか?」という事に関してはあまり知られていません。
ブルーベリーに含まれている成分の中で目に効果があるのは「アントシアニン」という成分です。

そして数あるブルーベリーの中でもビルベリーはこのアントシアニンの量がずば抜けて多く、一般的なブルーベリーの約5倍」のアントシアニンが含まれているのです。

・アントシアニンは疲れ目による視界のぼやけを回復させる効果がある

我々が物を見るとき、目から入った情報は「ロドプシン」という物質を使ってその情報を脳に伝えます。
しかし長時間目を酷使すると、このロドプシンの再合成が遅れてしまい、目から入った情報を脳にうまく伝えられなくなってしまいます。
これが目を酷使すると視界がぼやけてしまう原因なのです。
しかしビルベリーを摂取すると、ビルベリーに含まれるアントシアニンがロドプシンの再合成を促し、その結果目から入った情報をスムーズに脳に伝えられるようになるのです。
これがビルベリーの摂取が疲れ目に効くからくりなのです。

・視力を回復させる効果はあくまでも一時的なもの

「ブルーベリー(ビルベリー)には視力を回復する効果がある」と信じてブルーベリー(ビルベリー)を摂取している人は結構いるものです。
しかしブルーベリー(ビルベリー)はあくまでも「疲れ目による一時的な視力の低下を回復させる効果がある」というだけであって慢性的な低視力を回復させる効果まではありません
ブルーベリー販売会社の側も、わざとこの点をあいまいにして「視力回復効果がある」と宣伝していますから騙される人が多いわけです。

1、Nature's Wayの標準化されたビルベリー

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(商品のリンク→Nature's Way, Bilberry, Standardized, 90 Capsules

Nature's Wayの「標準化された」ビルベリーです。

標準化というのは、「製品・カプセルごとに成分のばらつきが出ない様に加工」した物をいいます。
ビルベリーは季節や個体によって、含まれるアントシアニンの量がばらばらなのです。
その成分量がばらばらのビルベリーをそのまま製品にしてしまうと、当然製品やカプセルごとにアントシアニンの量がばらばらになってしまい、ちゃんと説明通りの分量を飲んでいるのにもかかわらず「アントシアニンが必要な分だけ摂れてない」もしくは「過剰摂取してしまう」という事態になるわけです。
その点、この標準化した製品は、その製品・カプセル毎の成分量のばらつきが少ないですから安心して使用できるわけです。

使用方法は「1カプセルを1日3回飲む」というものが基本ですが、特に疲れ目がひどい時は「2カプセル×3回」摂取します。

価格は1ドル110円計算で、
・90カプセル(1か月分入り)で16.64ドル(1830円)

4、カシスアントシアニン【視力回復効果、疲れ目・眼精疲労対策】

・ビルベリーの効果に「ピント調節機能」をプラス

ブルーベリ(ビルベリー)が目にいいのは知られていますが、「カシスが目にいい」というのはあまり知られていません。
しかし、実は目への効果は「ビルベリーよりも上」なのです。

ブルーベリー(ビルベリー)の効果は前述のように疲れ目・眼精疲労による目のぼやけの改善効果ですが、このカシスはそのブルーベリー(ビルベリー)のぼやけ改善効果に加えて「目のピント調節機能の改善効果」もあるのです。
カシスには末梢血管の血流を活発にする働きがあり、目のピント調整機能をする目の周りの「毛様体筋」という筋肉のコリをほぐす効果があるのです。
そして、仮性近視など、毛様体筋が原因の一時的な近視の改善に効果を期待できるわけです。

・目の下のクマの改善効果も

目の下のクマといっても実は原因によって色々種類があるのですが、その色々ある目の下のクマのうち「疲労や寝不足による目の下のクマ」の改善にこのカシスは効果を期待できるのです。
疲労や寝不足による目の下のクマというのは、目の周りの血流不足によって引き起こされます。
カシスには末梢血管の血流を活発にする働きがあるので、当然目の周りの血流も活発にします。
その結果、目の下のクマの改善につながるのです。

ただし、クマができてから何年も経っているような場合は色素が沈着していますので、改善効果は期待できないでしょう。

・運動による疲労・筋肉損傷の回復効果もある

前述のように、カシスには末梢血管の血流を活発にする働きがあります。
これはある意味「マッサージによって全身の血行を良くし、筋肉のコリをほぐす効果」に近い作用なのです。
実際、ニュージーランド産のカシスを30分の運動後に摂取させたところ、「筋肉疲労の回復が早くなった」という実験結果があります。

1、Jarrow Formulasのブラックカラント(カシス)

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(商品のリンク→Jarrow Formulas, Blackcurrant, 200 mg, 60 Veggie Caps

その実験で使われたニュージーランド産のカシスです。
(※カシスは英語でブラックカラントなので、この製品名もブラックカラントになっています)
また、このニュージーランド産のカシスは農薬不使用なのでその点でも安心です。

ただ、この製品は標準化がされていないので、製品・カプセルごとに成分のばらつきがあるのは程度覚悟しないといけません。
しかし、その分前述の標準化されたビルベリーより価格は少し安くなっています。

価格は1ドル110円計算で、
・60カプセル入り、1日2カプセル使用で1ヶ月分入り12.85ドル(1414円)

5、オメガ3脂肪酸(DHA・EPA)【視力回復効果】

・正直、根拠は怪しい

オメガ3脂肪酸(DHA・EPA)とは要は「青魚の油」のことです。
DHAは「頭が良くなるサプリ」として90年代にブームになったので知っている方も多いと思います。
そのDHAとEPA(まとめてオメガ3脂肪酸という)は「視力の回復にも効果がある」と言われています。

そして実際に「視力回復効果があった」とする実験も数多く出されています。
しかしながら「なぜ視力回復効果があるのか」という理由に関してはかなり根拠が怪しいものがあります。

一般的に言われているのは、オメガ3脂肪酸(DHA・EPA)は 直接目まで届くという珍しい性質がある脂肪酸で、その脂肪酸が「直接目の視神経や網膜を柔らかくして視力回復につながるのだ」というものです。
しかし、栄養素が直接目に届くというだけで本当に目の神経や網膜に影響を与えるのかという事に関してははなはだ疑問です。
もう一つの可能性としては「DHAによって頭の状態が良くなり、それによって目から入ってきた情報を認識する能力が上がり、それが結果的に視力の向上につながったのだ」という考え方です。
可能性としてはこちらの方が高いような気もしますが、いずれにしろはっきりとした理由は分かっていないのが実情です。

・問題は「魚臭さ」と「体質的に合わない人がいる」ということ

オメガ3脂肪酸は先ほども言ったように青魚の油です。
なので、胃の中に入りカプセルが溶けて中の成分が出てきてしまえば、当然魚臭い匂いが胃から口の方に上がってきます。
魚臭さに慣れていない人はこの臭いで気持ち悪くなる可能性があります。
また、そもそも「魚自体が体質的に合わない」という人もいます。
魚アレルギーということほどではありませんが、魚成分が入っているというだけで体が痒くなったりする人もいるのです。
こういう人は残念ですが服用をやめるしかありません。

1、Madre Labsのオメガ3フイッシュオイル

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(商品のリンク→Madre Labs, Omega-3 Premium Fish Oil, No GMOs, No Gluten, 100 Fish Gelatin Softgels

オメガ3脂肪酸サプリは様々なメーカーが製品を出しているのですが、

  • 水銀などの有害物質のチェックをしている
  • 原材料の魚の産地と魚の種類をはっきりと明記している

という2つの点で優れているのでこの製品をお勧めします。

価格は1ドル110円計算で、
・1日2カプセル使用で50日分入り6.95ドル(約765円)
・1ヶ月当たり4.17ドル(約459円)

6、アイブライト【疲れ目・ドライアイ対策】

アイブライトという、ある意味「そのまま」の名前のハーブです。
アイブライトというハーブエキスは古代ギリシャの時代から目薬代わりとして使用されてきました。
(さすがに今はこのアイブライトエキスをそのまま目にさすというのは危険極まりないのでやめたほうがいいですが)

使用法としては
1、エキスをコットンに染み込ませて湿布として目に貼る(ドライアイ、目の炎症対策)
2、エキスを水と一緒に飲む
の2つがあります。
当たり前ですが、目の湿布として使う場合は目を閉じて使用してください。

注意として、このハーブは「常用するもの」ではないということです。
あくまでも「疲れ目がひどい時やドライアイの時(もしくはドライアイの出やすい冬場)に使うもの」と考えてください。
もちろん常用してもこれと言って害はないのですが、無駄にお金がかかるだけです。

・花粉症対策としても効果が期待できる

アイブライトには痒みの原因となるヒスタミンの働きを抑制する「ケルセチン」が含まれています
アイブライトには目に対する効果だけではなく、このようにアレルギーを抑制し症状を緩和する効果もあるのです。

1、Nature's Answerのアルコール不使用のアイブライト

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(商品のリンク→Nature's Answer, Eyebright, Alcohol-Free, 2000 mg, 1 fl oz (30 ml)

Nature's Answerのアルコールを使用していないアイブライトです。
アイブライトは色々なメーカーが製品を出しているのですが、「アルコール不使用」というのは少ないのです。
これはアルコールを使わずにアイブライトのエキスを抽出するのは手間がかかる為です。
しかし目の湿布として使う場合はアルコールが含まれていない方が当然いいわけです。

この製品はアイブライトが30ml入っていて、飲用する場合は1回2ml使いますから、15回分しか入っていません。
ただ既に書いたように、常用するものではありませんから、このぐらいの量でも結構もちます。

価格は1ドル110円計算で15回分入り9.09ドル(約1000円)。

7、アスタキサンチン【視力回復効果、眼精疲労・疲れ目対策】※視力回復系サプリでは一番のおすすめ

・アスタキサンチンの基本的な効果は抗酸化効果

アスタキサンチンの基本的な効果は「強力な抗酸化作用で活性酸素によるダメージから体を守ってくれる」というものです。
それゆえ、アスタキサンチンは様々な効果があるのですが、その中でも特に効果があるのはタイトルにもあるように「視力回復効果」「眼精疲労・疲れ目を軽減」する効果なのです。

※目以外の効果に関して詳しく知りたい方は別記事【眼精疲労・視力回復・疲労回復・美肌】iherb(アイハーブ)で買えるおすすめアスタキサンチンサプリとその選び方をご覧下さい。

あくまでも個人体験ではあるのですが、このアスタキサンチンは私が色々視力回復系サプリを試した中で一番効果を実感したサプリメントで、一番のおすすめ製品でもあります。

・アスタキサンチンは目の血管の入り口にある「関所」を突破する

巷には目に効くとされるサプリがたくさんあります。
しかし、それらの目に効くとされるサプリは効果が実感しにくいものばかりなのが現実です。

これには理由があります。
目の血管の入り口には、簡単に栄養素を通さない「関所」が存在しているためです。

目は脳に直結した器官で、なんでもかんでもほいほいと血管内にある栄養素を通してしまうとすぐに脳がダメージを受けてしまい致命傷になりかねないので、目につながる血管の入り口に「血液網膜関門」というものを設置し、有害そうなものは通さないようにしっかりと監視し選別しているのです。

そのため、いくら目に良いサプリメントを摂っても、その肝心の栄養素が目に達する前に門前払いをくらってしまい、結局は目に何の作用もしないまま体外に排出されてしまうというオチになってしまうのです。

ところが、アスタキサンチンはこの目の関所を突破してしまいます。
そのおかげで、目に効く有効成分がダイレクトに眼球に到達することが出来るのです。

そして眼球に到達したアスタキサンチンは、眼球のまわりの「毛様体筋」というピント調節を行う筋肉の疲労を回復し、ピント調節機能を回復させてくれます。
まずこの段階で視力の回復が行われます。
そしてピント調節機能が回復すると、今度は眼精疲労の諸症状である「目が痛い」「目がかすむ」「肩こり」「頭痛」といったものを消し去ってくれるのです。

・目への効果の効果を期待する場合、アスタキサンチン12mg以上の摂取が必要

下のグラフを見てください。

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これは「アスタキサンチン摂取によってどれだけ目のピント調整機能が回復したか」ということを調べたグラフです。
注目は一番右端の棒グラフで、12mg摂取した場合は目のピント調整機能の回復速度が飛躍的に高まっているのがわかります。
このように、目への効果を求める場合は毎日12mg以上のアスタキサンチン摂取を心がけるようにしましょう。

・アスタキサンチンサプリを選ぶ際はブランドに要注意

アスタキサンチンサプリと一言で言っても実は色々な抽出法があり、そしてブランドがあります。
非常に大雑把ですが、分けると次の3つに分類できます。

  1. アスタリール・・・コストはかかるが不純物が入りにくく高品質。日本の富士化学工業が製造
  2. バイオアスチン・・・全工程の3/4だけアスタリールと同じ抽出方法。それによってコストが抑えられる
  3. その他の無名ブランド若しくはノンブランド・・・どういう抽出方法を採っているのか不明なものが多い。また、不純物が入りやすい抽出法が多く、体の異常反応を訴える購入者のレビューがちょこちょこある

このように一番高品質なのはアスタリールで、次点がバイオアスチンとなります。
その他の無名ブランド若しくはノンブランドはお話にならないので、いくら安くても手を出さない方がいいでしょう。
(※ただし、その無名ブランドの中でも2017年から販売されたTruAztaを使用した製品「1ヶ月あたり1000円前後」という低価格の割に品質・安全性は高いので、無名ブランドではありますが試してみる価値はあります。)

ちなみに日本で売られているアスタキサンチンサプリのほとんどはブランド名すら書いていません。
もちろん品質はお察しの通りです。

1、最高品質のアスタリールを使ったSource Naturalsのアスタキサンチンサプリ

 

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(商品のリンク→Source Naturals, Astaxanthin, 12 mg, 60 Softgels

上で紹介した最も品質の高いアスタキサンチンである「アスタリール」を使った製品です。
以前は色々なメーカーがこの高品質のアスタリールを扱っていたのですが、アメリカの消費者はどんどんコスパ重視志向になってしまったこともあり、今はこのSource Naturals社しか製造しなくなってしまいました。
しかし、高品質なのと引き換えに価格は「1ヶ月あたり2300円」と高めです。

価格は1ドル110円計算で、
・2ヶ月分入りで41.99ドル(約4620円)
・1ヶ月あたり約21ドル(約2310円)

2、バイオアスチンを使ったNutrex Hawaiiのアスタキサンチンサプリ

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(商品のリンク→Nutrex Hawaii, BioAstin, Hawaiian Astaxanthin, 12 mg, 50 Gel Caps

アスタリールに次ぐ品質を持った「バイオアスチン」を使用した製品です。

この製品の売りは高い品質を保ちつつ、コストを抑えることに成功したことです。
実際上のアスタリール製品に比べ3割ほど安くとなっています。

品質が高い割に価格が抑えられて嬉しい製品なのではありますが、やや問題があります。

この製品はコストを抑えるためか、カプセル表面のコーティングが熱に弱い素材なのです。
そのため、季節によっては中のカプセルがお互いにくっついてしまい、ひどい場合には一つの塊になってしまうことすらあるのです。
もちろんゆっくりはがして飲めばこれといって支障はないのですが、保管する際は出来るだけ涼しく湿度の低い所に置くようにしてカプセル同士がくっつかない様に注意しましょう。
(もっとも、夏場は配送の時点ですでにくっついている可能性もありますが)
ちなみに製品レビューで星一つのものは、この表面の溶けやすさを点を指摘したものばかりです。

価格は1ドル110円計算で、
50日分入りで23.99ドル(約2640円)
1か月あたり14.40ドル(約1580円)

3、コスパでは頭一つ抜け出ている「TruAzta」を使用したCalifornia Gold Nutritionのアスタキサンチン

 

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(商品のリンク→California Gold Nutrition, Astaxanthin, Triple-Strength, Natural, U.S. Sourced & Made, No GMOs, 12mg, 120 Veggie Softgels

2017年はじめに販売された、「TruAzta」という新興ブランドのアスタキサンチンを使用した製品です。

一番の注目点はやはり価格で、「1ヶ月あたりで1000円前後」とかなり価格が抑えられており、一番の売れ筋であるNowFoods社のものよりも低価格になっています。

価格が抑えられていると心配なのが品質ですが、TruAztaの製品説明(※リンク先はサイズの大きいpdfファイルなのでPCでの閲覧推奨)によると、

  • (最高品質の製品である)アスタリールと同等の環境での抽出
  • 他のメーカーはアスタキサンチン成分の純度が25%前後なのに対し、TruAztaは純度99%を実現
  • アスタキサンチンを95%エステル化しているので成分が安定していて、かつ吸収率も高い

と、説明だけを見ると買わない理由はない製品なのですが、サプリメントは医薬品同様、ある程度年数が経たないと評価をしづらいものなので話半分で聞いておくのが妥当でしょう。

当面はこの製品は「アスタキサンチンを試してみたいけど、上2つはちょっと高いな」と感じる人が手を出す製品と言えそうです。

価格は1ドル110円計算で、
・4ヶ月入りで38ドル(約4620円)
・1ヶ月あたり約9.5ドル(約1050円)

 

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